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常習(慣習)犯罪者

1.常習(慣習)犯罪者(じょうしゅうはんざいしゃ)



 犯罪が常習(慣習)となっている犯罪性の進んだ犯罪者の一類型。ヴァールベルクによって提唱され、アシャッフェンブルクによって、その犯罪者分類(偶発殺人、激情犯人、機会犯人、予謀犯人、累犯者、慣習犯、職業犯)の中に位置づけられた。

 C.ロンブローゾによる生来性犯人、およびH.W.グレーレによる傾向犯罪者もこれに似た概念である。

 犯罪の原因は、本人の性格と環境の関係にあるが、慣習犯罪者の場合は本人の人格特徴が重視されている。情性欠如・抑制欠如・爆発性を合併するような異常性格者では、些細な刺激に反応して多方向の慣習犯罪者になることが多い。

 要するに、生まれつきの犯罪者で、「人間」としてはどうにもならないと見限った概念。