臨床心理学にいる

臨床心理学や犯罪心理学についてだらだらと書き綴るサイト。

酒・アルコール

アルコール中毒

1.アルコール中毒の特徴 アルコール中毒は、ICD-10 やDSM-5 において急性中毒のみに用いられる用語である。通常の酩酊状態とは異なり、意識水準、認知、知覚、感情、行動などに一過性の障害が生じる。「複雑酩酊」や「病的酩酊」に相当する状態である。 (1…

アルコール精神病

1.アルコール精神病の定義 実際のところ、アルコール精神病に定義はなく、アルコール依存に関連して生じる神経・精神障害の総称である。何でもあり。 (2)アルコール幻覚症 アルコール精神病の一つ(下位カテゴリー)で、アルコール依存症の人が多量の飲酒…

アルコール依存症

1.アルコール依存症の特徴 アルコールは、リラックスした気分や酩酊の心地よさ、人付き合いのツール、酒に伴う楽しい雰囲気などのために行われるが、いつしかそれが形骸化し、飲むことだけが目的になる。酒を飲まなければならないとの強迫観念に囚われ、不…