臨床心理学にいる

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思考

1.思考とは



 …。(後日記載)

(1)思考障害

 …。(故実記載)

(2)思考錯乱

 思考過程に連続性と統一性が欠け、全体としてまとまりがないものを支離滅裂というが、意識混濁があって支離滅裂が生じている場合を思考錯乱という。症状精神病に見られる。

(3)思考制止

 思考過程の障害で、うつ、意志制止とともに抑うつ状態の基本症状の一つ。思考の進行は遅く、観念の想起が困難で、思考の目的になかなか到達しない。考えようとしても考えが頭に浮かんでこない。生気がなく、ぼんやりして、何も思い浮かべられず、何かを決めることもできない。

(4)思考促迫

 考えのまとまりがなく、勝手に浮かんできて抑えられない。統合失調症の初期に見られ、思考促迫が進と思考吹入やさせられ思考に至る。

(5)思考途絶

 思考過程の障害の一つで、思考の進行が急に中断され、思考が停止する。客観的には、突然話をやめて黙り込み、しばらくして話し始めるが再び途切れる。主観的には、考えが突然消えたり、なくなったりするといい、思考奪取として体験される。

(6)思考滅裂

 思考過程の統一性に欠け、全体としてまとまりがないものを支離滅裂というが、意識が鮮明の場合、思考滅裂という。統合失調症に特徴的な思考障害である。