臨床心理学にいる

学問としての臨床心理学や犯罪心理学について、日々徒然と書いているサイトです。

心理学用語集 負因とは

負因(ふいん)


ある個人や家系について、精神障害などに至りやすい遺伝的素質があること。血のつながった親族に、精神障害者や知的障害者、犯罪者、変わり者がいる場合、本人もそうなりやすいのは遺伝的要因が強く関与していること、子孫にもその素質を伝える可能性が大きいことをいうが、明確な概念ではない。

B.A.モレルは、1840年代に変質理論を提唱し、1代目は神経質、2代目は神経症傾向、3代目は精神病、4代目は重度の知的障害となって途絶えるとした。今日は、仮に遺伝子を持っていたとしても、障害という形に現れるまでは様々な環境的・後天的な要因が作用するとされる。

悪い方の意味で、蛙の子は蛙。