臨床心理学にいる

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向精神薬 抗うつ薬の特徴

抗うつ薬とは


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精神医療で薬物療法を占める割合が大きく、基本的に薬物療法は必ず行われる。

現在の精神科治療は、1952年クロルプロマジンの抗精神病作用の発見に始まるとされる。その数年前からクロルプロマジンは、交感・副交感神経の両方を遮断できる画期的な自律神経遮断薬として人工冬眠に用いられてきた。1957年には抗うつ薬のイミプラミンが、1961年には抗不安薬のクロルジアゼポキシドが発見されることになった。その後、次々と開発される新しい薬のほとんどは、上記3つの薬物の構造を少し変えたものである。

神経伝達物質の中でセロトニン(気分、認知、衝動、食欲)やノルアドレナリン(意欲、気力、活動、睡眠)の減少がうつを引き起こす大きな鍵を握るとされる。実感として「少し楽になった。」と感じるためには、4〜6週間かかる。ジワジワ系の薬。