臨床心理学にいる

学問としての臨床心理学や犯罪心理学について、日々徒然と書いているサイトです。

うつ病・躁うつ病

様々なうつ病(うつ病の種類の続き)

1.心因性うつ病 心因性うつ病には、狭義の概念と広義の概念がある。狭義の概念は、もともとJ.ランゲが提唱したものである。J.ランゲは、内因性うつ病、反応性うつ病、心因性うつ病の3つに分けた。反応性うつ病は、抑うつに至るきっかけに遭ってうつ状態を…

躁うつ病とは

躁うつ病 統合失調症と並ぶ二大内因性精神病の一つ。躁状態やうつ状態という感情の障害が、はっきりとした周期を持って出現し、通常、経過後に人格欠陥を残さずに完全な回復に至る。以前は感情病ともいわれていた。また、その両極性に注目して循環精神病、循…

うつ病の種類とうつ病仮説

1.うつ病の種類 (1)症状によるうつ病の種類 メランコリー型:重症のうつ病の一つ。ほとんどすべての活動で喜びが全く感じられなくなる。早朝覚醒、過度の焦燥または気力の減退、食欲不振または体重減少、過度の罪悪感などの症状が見られる。 緊張病性:…

気分障害とは

気分障害 1.気分障害の成り立ち 従来の抑うつ神経症や躁うつ病、情動性人格異常など、抑うつや気分の高揚などの気分変化を主とするカテゴリーの総称として、1987年、DSM-Ⅲ-Rで最初に用いられた疾病分類。後にICD-10においても採用された。これまでは感情障…

うつ病とは

うつ病 1.うつ病とは うつ病とは、古代からメランコリーという名で知られている状態である。うつ病(depression)の語源は、ラテン語のdepremere(抑える、低下される)であり、もともとは精神機能の減少や障害を表す概念として用いられた。E.クレペリンは…